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第62回 社員の辞めない教育・研修

2017・7・10

[経営者目線「幹部社員」編 5]
幹部間の「視点・視野・視座」の一致が大事・・・と、先月号で
述べましたが、中でも「視座」は最も大事ですよ・・・と。
視座とは「見る位置」ですからこれが異なると判断が大きく異な
ることになります(会社・店の方向性等々に影響が出ます)一見、
いろいろな角度から見ることは大事なように見えます(当然大事で
す)しかし、経営判断は「店や会社を色々な角度から見た上で決定
」しなくてはなりませんから最終決定は貴方と同様(でなくても近
い)な人にしなくてはなりません!
経営者が後継者に「自由にやってくれていいですよ」というのは
ごく一握りの、よほどの安定会社か真逆の倒産寸前の会社です。あ
なたは側近を育て、後継者にしてゆこうとする段階では「視座の一
致」が大事になのです。しかし、間違ってはいけないことに「イエ
スマンが良き幹部」と勘違いする経営者が多く居ることは事実です
!一見「同様の視座のように見えやすいからです」ここに陥りやす
い危険が潜んでいます(私の失敗感)
さ、そこに陥らないようにするには・・・発展成長期には「攻撃
型」経営になることは多くあります。そのためにはイエスマン的「
留守番型幹部」を登用しがちになります。出店ごとに「視座が異な
り、運営方法が異なると面倒だから」ですね(?)それはそれでや
むを得ないことですが、大事なのは「2年後以降にその幹部の力量
を発揮させること・見ること」にあります!あなたのイエスマンの
まま運営するか、徐々に「視点・視線の違いを感じるか」そして何
年か経て「視座が異なるか一致するか」を見極めなくてはなりませ
ん。分社化・新規事業化等で全く異なる方向へ行く場合があっても
「会社を継続してゆく責任」があるのですから。その次代を担う経
営者を育成する必要があるのですから(全員がなれるわけではあり
ませんがそれも想定内にして)個々人の能力と人柄を見て「その後
の道も考えて育成しなくてはならないのです=役職定年・定年後。
そのために「視座は一致させなくてはなりません!」
「店はお客様の為にあり」
「会社は社員の為にあり」
「人生は自分自身の為にある」(自分だけの為では無い!)
この3か条をしつこく唱えていたことを思い出します・・・