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第155回 「今津久雄的こころ」    令和 7年6月10日                  外食経営塾塾長  今津久雄   

 以前申しましたが、うどん県(香川県)がうどんの出汁の「入浴剤販売」意外に好評販売?とか・・・?

 で、日本の温泉網を利用して、温泉を1万倍に濃縮して中東で販売。おにぎり専門店で「味噌汁」を併売、47都道府県の味噌汁・・・味噌汁が主菜になっている・・・とか?私も、パソナ社員食堂受託時に「社員さんが全国から集まっているから」と、週替りで都道府県の味噌汁を提供させた記憶があります・・・

 更に「ふるさと納税の返礼品に」・・・府中刑務所の見学ツアー・・・を始めたとか記事に載っていました。寄付金額10000円先着15組(一組二人)ただし、府中市民は不可=意図は?

 いやいや~~色々考えられるものですね。私もあなた自身も「今までの枠からかけ離れた思考」大事かもしれません。と言うより「如何に種々の発想にたどり着くか?」「そういう発想を重要視、掌握する組織であるか?」が大事なのです「口で言うだけではなく」「耳を貸す組織・環境」かが大事なのですね~~~飲食業は「誰でもできる」「日常の延長」の業界です・・・日常の中からビジネスヒントを!

 これも前職時代から言い続けています・・・飲食業は特別な知識や能力は不要です。必要なのは「良い性格」だけです・・・と。外食経営塾で、有名経営者の方々に色々お話いただきますが「社員が集まる企業風土が必要」だということは、皆さんブレずに言われます。そのためには「ともに働く」「職域で仕事分担が明確にできている」ことが必要でしょうね。なんでもカンでも一人でやって廻る・・・的では大きく安定企業にはならないのでしょうね・・・(一人が多くの仕事を順次覚えることとは別なのでしょうね)

 あなたの職場の「作業内容」の分担等を「分析」「検討」する必要があるかもしれませんね?仕事量と割合が適しているかどうか?でしょうね。無駄なことや担当外等を勝手にやらせていないか?前職時代「DACシステム」という働き方を導入したことがあります。「D」(デシャップ)配膳担当「A」(アテンド)接客担当「C」キッチン。を明確にする。という意識です。調理はほぼ問題ありませんが「配膳と接客が区別されないことが多かった」ので、新入社員でもきちんとできる「配膳」を任せよう・・・という作業分担でした。新人を接客につかせて過剰負担させないように・・・「第一歩の仕事から担当させる」「経験者のカバーでうまく廻る」・・・との意図からでした。