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第64回 社員の辞めない教育・研修

2017・9・10

[経営者目線「幹部社員」編 7]
先月号で申しました「トップとセカンド」は「車の両輪」は誤り
「アクセルとブレーキ」でなくてはならない・・・前職時代から肝
に銘じた心構えでした。車の両輪ですと、同じ方向に行ってしまい
、同じ判断になってしまう・・・一心同体のような感じで、一見素
晴らしく見えますが企業はそんなに安全・安定ではありません。諸
事万事「いろいろな問題や困難に出会います。都度新たな判断を求
められます」意図的に反対意見を言う必要はないにしても「反対的
視線や判断」も「決定要因のひとつ」とならなくてはなりません。
前職時代「かに専門店」でした。仲間に肉専門店の経営者が居ま
した。狂牛病で75%の売り上げ減だったとか・・・常にかに専門
に「危機感」を持っていました私は「3本柱経営」と称し「かに
」「肉」「フグ」の店を経営し始めました・・・「かに」に狂牛病
のような事変が有ったら・・・との配慮からです。社員を守り、顧
客の為の店を守るため・・・でした。
かに専門店のメニューに「肉しゃぶ」を提供しました(関東地区
のみ)かに専門店はかにだけですが「食形態の変化」つまり「行く
店は孫が決め」「支払いは祖父母」という形式が増えましたから「
孫の好きな肉」をかに専門店に置き、大人はかにを・・・家族顧客
の確保に役立ちました。一定数ですが安定需要がありました「かに
しかないから他店へ・・・の顧客流出を抑えられた」かに専門店が
肉を置いたのではなく「肉専門店の肉しゃぶ」(直営店の肉を提供
)というところが大事だと思います・・・お客様はプロ化されてい
ますから、本物か偽物か?価値の見極めは厳しいですからね!
トップとセカンドが「同一」「一心同体」的な姿は美しく見える
かもしれませんが、もろいのではないでしょうか?常に反意・いが
み合わなくても「意見や考えを共有しあえるトップとセカンド」で
有って欲しいですね!若き経営者の方々の発展成長で上場される方
も多く居られます・・・そのセカンドの独立?退職?が多く見られ
ます「新しいステージで自分がトップに・・・」とは言いながら「
視座のズレ」が出るようになったからではないでしょうか・・・上
場による見方感じ方の「差異」(資金調達・金融・社会的評価)「
誰のための会社」「誰のための店」「誰のための人生」・・・等々
大きく変化をしたからではないでしょうか?      ご参考ま
でに!