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第65回 社員の辞めない教育・研修

2017・10・10

[経営者目線「幹部社員」編 8]
トップとセカンドは「アクセルとブレーキ」論・・・色々ご意見
をいただきました「今現在その真っ只中に居ます・・・」「わかっ
ていても、現実の力関係上・・・」「なんでもカンでも反対してい
るように・・・(言われる・思われる)」「判断に水を刺す!」「今
の勢い、流れを止める!」・・・等々。ごもっともですね・・・
さ、どうしますか?以前申しあげました「視座」が大事になって
くるのですね。会社は重要な判断をすべき時は多々あります「日々
の社業」と「重要判断要件」当然区別しなくてはなりません。トッ
プとセカンドが「視座が一致」していれば大丈夫なのですが、ずれ
て「見たり・判断」したりすると、いろいろ意見や考え方・表現に
差異が出ます「会社は誰も為にあるのか」「店は誰のためにあるの
か」「人生はだれのものか」等々常に問い詰めておかなくてはなり
ません。きれいごとで通過できるようなときは視座のズレも大事に
はなりませんが「一大事!」のときにあらわれるのです!その為に
日頃から「視座の一致を意識しなくてはならないのです。
物事は「表・裏・上・下」また「内側と外側」・・・と見る角度
によって日当たりや日陰も出てきます。当然印象や風景や感じ方に
も差が出ます。それを「正しいと思ってしまう」いや「それだけが
正しい」と思ってしまうと、重要判断時に誤ることになるのです
!「それも事実、しかし他もある」と考えなくてはならないのです
。社内会議・・・いつも同じ内容?メンバー?時には「縦割りから
横型」「参加者を入れ換える」等々変化を持たせる・・・前職時代
に職階別会議を多く取り入れました。支配人店長からの意見とは異
なる意見も多く出ました。二つのメリットがありました「聞くこと
で新鮮な声や感じ方を知る」「私の経営観を直接訴求できた」(支
配人店長経由と直の声では当然異なりますから)
企業は「潰さない」ことが最重要です(事業は変更可能です)企
業や事業には社会的責任がありますから、継続・発展・拡大・拡充
等常に考え判断して経営しなくてはなりません。そのための「実弾
」「兵糧」(資金)は必要なのです!しかし、それが目的ではない
のですが間違って「実弾・兵糧増加」が「企業の目的」になってし
まうことや、そう思う経営者も多く居ることがあります・・・その
判断や見方の一致が「視座の一致」ではないでしょうか。