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57の会 FAX通信 vol.189 2024年5月20日 (株)コミュニケーションオフィス57 代表取締役 今津久雄 

ラーケーション

 作曲家キダ・タロー氏が亡くなられた。前職「かに道楽」の高級店「網元」開店に伴い、テーマソング作詞作曲いただき「と~れとれ、ぴ~ちぴちカニ料理・・・」ですっかり有名になったことはご存知いただいていると思います(昭和53年頃のことです)社員寮にでも?と、道頓堀筋の二筋外れに買い、ビルの大きさから城崎の旅館風を模して「高級店」を開店しました。当然暇で、高校生の僕は、バイトで丸刈りにネクタイ姿で、かに道楽本店まで出向き「お待ち客を網元へご案内」していました。三ツ寺筋という網元の位置する通りは、地元民の僕も一度恐喝された経験から、全く通らない通りでした。1年目は閑散、二年目は、同ビルにサウナ併設していましたから、本店からのお待ち客に無料で(男性のみ。女性は同併設城崎・金波楼の案内所にて待ち席)3年目からは「網元単独でお待ち客」・・・なんで待たせんねん・・・と言われました。年間10億円以上売り上げるに至りました。更に数年後すぐ近くに「網元別館」も開店(新築6フロアー営業)この2店は・・・父の商機の大きなきっかけでしたね・・・キダ・タロー氏に感謝です。

 観光地城崎で生まれ育ち、道頓堀で学生時代を過ごし、母も店でしたから夕食は本店の社員食堂に毎晩行って、網元開店からは近い網元の社員食堂でお世話になりました。そんなこんなで「人様の休みは、僕らには何もできない日」でした。でも、デパートや映画館や、社会人になってからの銀行や・・・平日のほうが、空いていて楽・・・的な生き方が今もってできています。

 「ラーケーションン」という言葉知っていますか?別府温泉の学校から始まり、他県でも拡大し始めています。観光地等で「休日家族と過ごせない」ことで「平日、家族旅行をしても、休校扱いにしない」という制度です。日祝日の家族団らんは無理でも、平日に家族関係を充実させて欲しい・・・とのことからだそうです。僕も、城崎では、日曜等は「店に顔出さない」「お母ちゃんと、声掛けない」が言いつけでした。母の日の作文で書いたら、皆に笑われたことを思い出しますね。

 追伸

 道頓堀本店から数分の網元までご案内するとき、宗右衛門町筋、三津寺筋と行く間に「もうええ~」と帰られるお客様もおられました。先輩社員でしたが・・・幸い、高校生丸刈りの僕は、一組も帰られませんでしたが・・・大阪人でもあまり好感度高くない、怪しげな通りだったのです。ちなみに、網元本館は5階建てビルで、かに料理以外では、前からのテナントで、当時「トルコ風呂」が数フロア入っていました。田舎出身の父初め家族・・・???の世界だったのですね。数年後撤収されて、全館かに専門に(店長一家もビル5階に居住していました)