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第40回 社員の辞めない教育・研修

2015・9・10

外食経営塾塾長  今津久雄

「新入社員目線 9」

先日ある新聞に掲載されてました・・・新入社員はある程度仕事に情熱はある。慣れてきたころに「飽き」が起きる・・・これには同感しましたが・・・新入社員は会社ことはそれほど考えていないから、目先の「評価を」明確に、せめて3ヶ月毎ぐらいには・・・と。正しい評価も、3ヶ月ごとの評価も同感。しかし「会社のことを考えていない」ということには???でした。私は「会社の将来を考えているのは経営者と新入社員」と明言しています。彼らの考え方が正しいかどうかは別ですが、先輩や上司より「純粋に考えている」(だから入社してきた)と思うのです。そのことに気づかない経営者や先輩が「甘い」「早い」「何も知らない」と否定するから伸び悩み飽きに走ることを理解して下さい!

「会社の明日は今の延長線上ではないのです!」新しい目線や情報を取り入れる努力をしなくてはならないのです・・・昨日元KFC代表取締役の大河原毅様と懇談していました「僕のころと大きく違うことに、人口減、少子高齢化、それとネットの発達だよ」「これからは大きく変化するよ」と・・・海外部所とも無料の通話や会話ができる、国内より安価に出店や情報収集できる・・・とも。考え方や見方一つで「景色は変わる」のです。新入社員の眼や感性を、ただ経験ないから・・・と無視する姿勢が大きな「発展疎外要因」だと自覚することです「今の32歳は、俺の32歳のころとは比較できないほどできるよ!」とも・・・

30年前に「当時20歳の成人の情報量を今は5歳程度が持っているよ」と言われました、そして今は情報量だけでなく「思考能力」や「構築能力」を身に付けているのです。ですから判断も早く、あきらめや転身も早いのです・・・根性不足、粘りがない、やる気がない、理解しない・・・等々決めつける前に「経営者は感じ考えなくてはならない」と思います。すべて新入社員を肯定する必要はありません、甘やかせる必要もありません「理解させ」「明確化」することが必要なのです。その方法や姿勢をあなたや会社は取っていますか!?と「自覚・自省」してほしいのです。トップより大きな経営者は育たない。と良く言われますが、それでは先細りです。あなたを越える幹部社員の卵が宝が「そこに新入社員」が居るのです!どう育てるか、否か・・・あなた次第です!