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第90回 社員の辞めない教育・研修     令和 元年12・10

外食経営塾塾長  今津久雄

[幹部社員目線 6]
幹部社員の目線・・・あなたと「同一視線」の人を「重要視」しがちです・・・とは先月号でも申しましたが「あなたとは別枠幹部」も必要なことをよく自分に言い聞かせましょうね!最も陥りやすい経営者の「誤判断」ですから。むしろ「あなたの持っていないものを持っている幹部社員」ある意味「徴用すべきかも?」と思うことも大事なことですよ。
今言う「働き方改革」に乗って言う訳では張りませんが・・・可視化・・・の努力が必要ですね!我々の時代は「背中を見て育て!」で通った時代です・・・今は「知識」「頭脳」は格段にハイレベルな人が多いのです「見える」「わかる」「感じる」で、きちんと進んでいく人が多いのです。「行きながら考える」的発想では理解できない人が多くなっています。創業者にありがちな・・・「現状重視になり」それらを乗り越えて結果がついてくる・・・型と「追随幹部」とは基本的に異なることを自覚しておいてください。「幹部社員」職場のまとめや進行。会社の将来を思考、同改善等々の「今ある会社」が前提なのですから「無から有」を生んだあなたとは「異なって当然」からスタートしてください!再度申します「むしろ、あなたに無いところを持っている幹部社員の徴用」が大切かもしれません!その最終判断を誤らないのがあなたの重要職務!と考えましょう!人事制度・出店・方向決定・現状分析・・・等々ひとつひとつ。
最終判断はあなたですが、私はその為には「報連相」より「カクレンボウ」とよく言っていました「確認・連絡・相談」つまり「報告と確認」の差です。部下は報告は結構しますが「確認」ができていなくて「え~~」「あ~~」「なんで~~」的なことが多かったからです!何事も「確認」することで完結や改善できます。確認癖をつけることが達成度向上につながるのです。報告を受けた側が「確認忘れ」が結構大きなミスに通じることが多くありました。報告通りできていれば良いのですが・・・中々そうはいきません。あなたから見た目と、やっている人の見た目(判断)に差があることが多いのです。確認することで「共有」できるのです。次への基準が設定されるのです。以降同様の職務遂行が可能になりやすいのですね。
「確連報」は幹部教育にも重要ですが、新入社員教育にも大きな影響を発揮します!相談後の「確認は先輩や上司の責務」です。