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第123回 「今津久雄的こころ」     令和 4年10月10日                  外食経営塾塾長  今津久雄  

 私は「外食経営塾」「誠道塾」「せいせい塾」なるものを作ると話していました。外食経営塾では、皆様にお世話になりつつこじんまりした会ですが続けています。剣道の「誠道塾」は前職時代から開塾25年を経過しました。草の根剣道場ですが良き先生方にご指導頂いています。そして「せいせい塾」は70歳から始めるぞ!とは言っていましたが72歳の今、まだ初めていませんでした・・・先日ご縁の数名で二名の古希を祝って「せいせい塾第一回」というような会をいたしました。「生逝塾」「勢声塾」「せいせい塾」です。明るい就活クラブ「生逝塾」。年寄り元気でカラオケでも「勢声塾」。仕事も家族も何にも誰にも気をつかわないで「せいせい塾」と言うわけです。

 前職時代は、いわゆる老後や退職後の人生を考えたことはありませんでした(BIGステップ21という、入社10年後の道、3つの一つに、独立コースは有るよ。とは言っていましたが)・・・経営者失格ですね・・・22歳から57歳まで無我夢中で前だけ見て・・・今日より明日・・・社員の働きたくなるような会社に・職場に・・・ばかり考えていましたから。当然、雇用中の社員の皆さんの将来がかかっているのですから。ただ大事なことは・・・見え易い「具体的な方向性・方針を知らしめるべきです」良くなれば良いな~的な漠然とした方向ではなく「具現化」です。

 いつも申しますが、飲食業は「日常生活」が仕事になりやすい訳ですから調理師免許以外の特別な資格も不要で「入りやすく」「辞めやすい」業態です。しかし、逆に言えば「誰でも関わりやすいのですから「門戸は広がりやすい」のです。具現化した方向性を示すと理解を得やすい」のですね。また、高齢化しても従事し易いのです。役職定年等はしかるべきでしょうけれど「関連職種」は多くありますから、年齢定年は「高齢化」「廃止」的な考え方も必要ではないでしょうか・・・例えば、ホールですと「接客からバックヤード」「教育係」「お客様相談室」「開店準備」「閉店作業」調理ですと「仕込み」「配送」「仕入れ」等々、前職時代沢山造りました。レールに敷かれた職域ではありませんから、それなりの「人間性とレベルが必要」となることは当然ですね。そうすることによって80歳くらいまでは充分働くことが可能なのです。そう言った「業態」です。日常生活に近い仕事なのですから「飲食業界を選んでよかった」と言えるようになりたいですね!「社員の辞めない会社」として取材もありましたね~~