03-5604-0020

〒116-0014東京都荒川区
東日暮里4-7-2誠道館ビル2階

低の時代(FAX通信Vol.23より)

新宿の都庁舎、六本木ヒルズ・・・高層ビルの象徴のようでしたが今や、多少陰を潜めた感じですね。高姿勢のJAL、百貨店・・・(昔のトヨタは違ったと思いますが〉そして、某党の高圧的幹事長へのバッシング・・・諸々「高」が攻撃を受けています。

建築は時代の意志を反映しますが、一昔前の「高層」「高尚」「高圧」(威圧)の「三高主義」から今や反対に「低層」「低姿勢」「低炭素」の「三低主義」へ変わってきています。低層建築で周辺の環境を壊さない、低姿勢さが見える可愛い建物、そして低炭素で環境への負荷軽減・・・という訳ですが、実は「景気」に影響されて居ることは皆さんも充分お解りだと思います。

また「高」への反発?嫌悪感?やっかみ?等々からなのでしょうか。「一億総中流」といった時代から「世界の日本」と言い強き良き時代を過ごした十数年前からの大きな変化・・・大学生への仕送りが昭和48年オイルショックの年の水準になったそうです。約40年逆戻りです。

肉食系男子が草食系男子と言われるようになったのも高から低への移行と同様でニューヨークからモンゴルへ・・・経論的に言うと《…以下略…》