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第99回 社員の辞めない教育・研修    令和 2年9月10日外食経営塾塾長 今津久雄


[経営者編 6]
 9月頃にはある程度「出口感が見える」のでは・・・と思っていました(解決は来年でも)ワクチンがほぼ開発され(ロシア・中国ではOKのようですが???ですから)消毒液(喉・鼻等から)も開発・・・と、予想して居ましたが現実ではそうは行きませんが、ここに来て「自己責任」論が浮上、諸々の社会生活解禁?の道も間近?
「忍耐!精進!自愛!」と言っていましたが・・・いずれにしましても「今が日常」と思いを変えてゆかなくてはなりませんね~~となると、現状店舗を幾分かの「方向転換する必要」もあるのでしょうね・・・以前申した、テイクアウト、ケータリングの検討は?と。しかし「付け焼刃」では思うに任せない店もあるようですね。
今日は「メニュー見直し」を検討されてはいかがでしょうか!と提案します。今のお店のメニューを「減少」「厳選」です。余裕のない時代「販売上位に絞る」お飾りメニューを削除して・・・経費の節減・無駄の省略・・・に繋げることが、今、確実に実践できることではないでしょうか!
 又、ランチで原価をかけて「安価」に提供・・・これはこれで良きことだと思いますが「夜に繋げる宣伝」的効果は、開業直後の場合を除き効果薄だと理解してください(夜のメニューをランチで提供して、同価格での夜営業で提供・・・は効果あります)先述通り「今が日常」を自覚して「スタートしなくてはなりません」量・数をかけるだけの時代ではありません・・・特技に特化して「店の味・個性」を売るべき時で、広げるだけの時ではないと自覚して下さい。
 更にこれも以前申しました「共有」「共用」・・・配送車や、取引業者、倉庫や人手の共有共用、厨房を共有しようという業態も出ていますね。全国の生産者の方々の共有・・・も。自社の個性・得意分野を他業種と共有・・・そこまで専門的でなくても、「作る専門」「配送専門」のごく近くからの範囲で実施・・・外食経営塾の塾生社(弁当会社)の実態です・・・特技の弁当配送を自社工場だけに頼るのではなく、既存飲食店の方に「配送弁当を、毎日一定量の作成依頼。と近隣配達」のみ。配達先・レシピー・メニューはその会社より安定発注。午前中の売り上げ安定確保。店は夜営業に専念可能・・・と、過去の実践から更に販路拡大を目指しています。既存飲食店は「安定数製作」「近隣配達」だけで利益確保!  ・・・コツコツ勝つコツ・・・