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57の会 FAX通信 vol.153 2021年4月20日 (株)コミュニケーションオフィス57 代表取締役 今津久雄  

生き方・行き方・逝き方・・・

 古希・・・まだまだ若いとは思いつつ、戸籍年齢より「肉体年齢・精神年齢」そして「健康年齢」大事にしなくてはなりませんね!57の会の方々は私より高齢の方々多く、目標の一人一人としています。明日に向かって今日を生き続けていただきたく思いますね。今年100歳の瀬戸内寂聴さんも95歳まで、仕事上指示を出しておられたとか・・・編集者の言だそうです。高齢化は時間とともにやむを得ないとしても「老齢化」は自分の気持ちで防げるように思いますね!「生き方」

 以前も申しましたが・・・高齢者の「3きょう」・・・教育・教養・共感を真似て「今日行く」「今日用(事)」「今日感(動)」を持ち続けてください。小さなことでもこまめに「行くことを忘れず・恐れず」「自分で用事を作って、見つけて」「見て、聞いて、出会ったことに感動しましょう」私は最近、人の名前が全く出てこなくなっています。何とか!と思いつつ家内に聞いても答えてくれません「思い出して!」の連発・・・関係ない頃「あっ!」と思い出すこともある・・・「書く」「言う(音読)」「計算」と人には言っていましたが・・・どれもなかなか実践していません・・・手紙やメモの癖、音読の機会、街歩きで、車のナンバー見て計算・・・社員や高齢者の方々にはよく言っていましたが「一日たった5分良いのです!と。いざ自分のことになると・・・これ自体が「老齢化真っ只中」ということですね。深く自省しながらの日々です・・・「行き方」

 脚本家・橋田壽賀子さんがご逝去された(95歳)・・・今年2月下旬に都内の病院に入院。3月中旬、自宅のある熱海の病院に転院。4月3日に自宅に戻り翌4日にご逝去。ご本人が「自宅で・・・」とご希望だったのでしょうね・・・慌ただしい移動の最期に見えますが・・・日本では自宅での逝去の場合、医師の検死だけでなく、場合により解剖の必要性も有り、結構手続きが困難な場合もある(私の長男の場合もそうでした。生後222日で突然死。自宅に警察、大塚の監察医務院にて解剖、後引取、葬儀)通常はどうしても「病院死」が選択されやすい・・・良否ではなく「本人の意志」とは関係なく「見送る人の意志」(手続き等の関係)によって分かれるのでしょうね。無論、最後まで「本人の意志が明確な場合は、その意志が尊重されるとは思いますが」・・・「逝き方」

追伸・・・

 最近の若者はテレビ、固定電話やFAXを持たない人が増えているそうです。広告料金もテレビよりインターネットのほうが高額になってきているとか?当然テレビ局の経営状態が厳しくなっているそうです。この4月番組改変で大物キャスター・アナウンサー等々の降板が多く見られましたね。一昔前の新聞社(傘下にテレビ局経営が多かった)大手出版社の倒産で激減・・・コロナだけではなく「生活習慣の変化」「文化の進化変遷」による変化ですね。先端とまでは行かないまでも「置いてきぼり」は食いたくないですね。社会から孤立しないように努めましょうね・・・