03-5604-0020

〒116-0014東京都荒川区
東日暮里4-7-2誠道館ビル2階

57の会 FAX通信 vol.171 2022年11月20日 (株)コミュニケーションオフィス57 代表取締役 今津久雄 

キャッチコピーって・・・

 11月第3週は「ボジョレーヌーボー解禁」ですね。毎年「キャッチコピー」で告知・宣伝しています。このところ毎年「当たり年と言われているが本当?」でしょうか・・・?

「過去10年間で最高の一つ」「ここ10年で最高の出来」「10年来で最高の出来」「業界では100年に一度の当たり年」「当たり年の中の当たり年」「100年に一度の出来と言われた昨年に劣らない」「歴史に残るビンテージになる」・・・と過去のキャッチコピーだそうです。こうしてみると全く変わらない変化の無い言葉のように感じますね。何年か前には、本当に良き年・出来だったのかもしれませんが、信用できない感じにもなって来ますね。年に一度の告知ですから比較、批判されないのでしょうか?

 世の中の新商品の販売キャッチコピーも「長く続ける派」「毎年・毎回変える派」どちらかわかりませんが飲食業は每年・毎回変えることはしにくい業界ですね。メニューや季節商品の売り込みキャッチコピーは工夫できるのでしょうけれど・・・トレトレ・ピチピチ・かに料理・・・懐かしいですね。50年間この曲です。

 最近「しゃがめない」「バンザイ出来ない」「まっすぐ走れない」子供が増えてきているそうですね?「しゃがめても、かかとを床に付けたままだとしゃがめない」とか「正座が出来ない」等々だそうです。良し悪しは別としても、我々世代からすると考えられないことですね・・・正座は別としても世界中に言えることなのでしょうか・・・人口80億人を超えたそうですが、中国が減じて、インドが世界一の人口になるそうです・・・国力に明確に差が出るようですね。で、日本も人口減少に陥っています。ご存知のように「国力低下」を言われています。(韓国に平均所得が抜かれたようですね)中国、アジアに進出の日本が「撤退・国内生産」に傾倒し始めているようです。人件費の安さが「日本国内」になろうとしているのです。まさに「国力低下」の証なのですね。日本のイケイケ時代を実感している僕ら世代には、何とも信じがたいことではありますが、今を生きている僕としては・・・晩節をなんとか「良き時代で過ごして行きたいですね」

追伸・・・

 日本では、親を尊敬している子供は37%だそうです(国立青少年教育振興機構「高校生調査」)他国に比すると「韓国47%」「中国60%」「アメリカ71%」とか・・・この親世代は40~50代、その親世代(70代?我々?)に一方的に怒られたり、叱りつけられたりして育ったからなのでしょうか?反動的な思考に・・・?昭和・戦後生まれの悪癖?家庭教育よりも「生活」「繁栄」?僕もその「おじいちゃん世代」で尊敬されない部類ですが・・・