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第134回 「今津久雄的こころ」     令和 5年 9月10日                  外食経営塾塾長  今津久雄  

 今思えば、高度成長期に事業経験ができて良かったのかもしれませんね・・・何も知らない私は「お客様に育てられた自覚がありましたから」その昔の先輩女将は・・・お客様に「おあいそう」と言われ、勘定と知らずに「笑顔笑顔で答えたが、これ以上笑えない・・・」と正に笑い話を思い出します。私は「上新香」の意味が分からず、営業後居酒屋に言って「上新香」と注文して確認。翌日から導入した記憶があります。関西生まれのため?「付け新」しか知りませんでしたから・・・更に「香の物」と別名で格好つけてメニュー掲載した記憶があります(素直になれずに・・・?)

 寿司場に入っている時には、お客様に試作品をご提供して「決め味」をご提案頂いたりもしました・・・生かにの握り寿司に「大葉を乗せるアイディア」以来、通のお客様にはご愛好いただきました。高級握り寿司でした(盛り合わせ寿司850円の時代に「一貫300円」)そんな感じでも1店で燃焼10億円売り上げられましたから・・・

 社員に対しても同様に「私にわからないこと」が「多くありました」朝から晩まで仕事だけの生活でしたから「自分と社員は同じ」的発想や判断になっていました。当然将来の夢?路線?的なものも同様・・・ということだったと思います。よく働く社員は「沢山仕事してもらい、出世を・・・」的に「ワンパターン発想」で付き合っていました・・・「良い社員ほど辞めてゆきました」・・・私とは違うことに気づきませんでした・・・「性格や生活を見た仕事」をさせられなかったのですね・・・店にいるときは「よく働く」に感謝して「自分時間はその人の自由」的対応をしてあげられず・・・引きずり込んでしまっていたのでしょうね・・・突然退職・・・「なんで?」「よく働いたのに」「将来は幹部に・・・」的「私の独りよがり」に「やりきれず別離」を選んだのですね・・・何度も経験しました・・・だから「個性を考えての教育」を声を大にして言っているのです。

 経営者のあなたとは「違って当然」なのです。仕事を担当させ、職務遂行してもらい「職場だけの中で」の「力量発揮」し易いような職場作り、環境つくり、教育をしなくてはならないのです。

 少子化のせいもあるでしょう。家庭教育・学校教育も私の時代とは大きく変わってきていますが、その「今の時代に合った教育・研修」が必要なのです。幸い「対人商売」の飲食業、人間的魅力・接遇が「効果発揮」に大きく影響されるのですから、まだやり易い・・・