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57の会 FAX通信 vol.183 2023年11月20日 (株)コミュニケーションオフィス57 代表取締役 今津久雄 


色々な道・・・
 前職社を辞めた元社員と会う機会がありました・・・外食経営塾やフェイスブックのご縁ですね・・・僕の近況・情報や活動等々を知っていたりしていて、何やら嬉しいですね。責任感?的なものも感じながら・・・若くして退職して、色々な人生へ舵を切って進んでいる若者を見て、嬉しくも「なぜ前職社で力量発揮できなかったのかな~~」と少し寂しくも感じたりします。無論飲食業から全く足を洗った人も居るのですが・・・前職時代「ビッグステップ21」と3つの道を選びなさい・・・「この会社で幹部になる」「料理・接客でスペシャリストになる」「独立する」・・・を3年毎に考えるというものでした。社員寮の1階に独立可能店舗も2箇所用意していましたが・・・(それでは、独立にならなかったと思われたのでしょうか?不発)
 その「独立する」の気持ちのある社員に、調理・接客・事務的仕事を経験させる。とも言っていました。例えば、調理部員が将来独立希望なら、カニ以外の「いけす(和食)」「ふぐ店」「しゃぶしゃぶ店」(当時営業していましたから)等での勉強や、必要分野を学ぶ・・・ということでした。近くなったら「勉強できる」という安心感が、向上心在職中の就労意識につながるのでは・・・という考えからでした。全社員が、幹部を目指し、幹部になれるわけではありませんから(僕の退職後15年余で、新規出店無し・・・に寂しさを感じているので僕だけでしょうか?)
 人材の育成には色々な方法や方向性があることは当然ですが、鳥貴族創業者・大倉忠司様は先日外食経営塾で「独立希望社員の道」として「10坪以内の自営独立」と「大型・フランチャイズ的な独立」の道を用意している・・・と、社員第一主義を話されました・・・感動モノでした。全社員が同じ方向に向かって進むことは不可能です。店の営業時点では「同じ方向で行かなくてはなりません」が・・・人生となると、それぞれの道があって当然なのですね!その方向性を示すのが経営者の責任なのですね・・・「会社を去る=悪」的考え方を「経営者が払拭しなくてはなりません!」もう少し、具体的にわかりやすく表現していれば・・・と、自省の機会でした。
 追
 18日土曜日大阪に行きました・・・21:00頃の道頓堀を久しぶりに歩きました・・・驚愕・・・今までで最も人が多い、肩が触れ合うくらいの大混雑。ラーメン・たこ焼き・焼き芋?的な店に「行列」がいっぱい・・・しかも「日本人が見当たらない!」くらいの「外国人」交差する心斎橋・戎橋筋も大混雑・・・翌日曜日昼の方が、若干少なく、日本人もチラチラ・・・かに道楽の「カニ饅頭」(500円)にも長蛇の列・・・いやいや時代の変化に驚かされました。