03-5604-0020

〒116-0014東京都荒川区
東日暮里4-7-2誠道館ビル2階

第126回 「今津久雄的こころ」     令和 5年 1月10日                  外食経営塾塾長  今津久雄   

  新年にはいつも思うことでした・・・今年こそは、若き社員を育て、活躍させなくては・・・と!そのために出店店舗の規模を縮小化させました。それまでは200坪が基準の店舗を100~150坪に・・・店が小さなくなったら従業員も少なくなる。管理上幾分かの能力も軽減出来、若き社員も店長にできる・・・と。「大きな間違いでした」店長には店の規模や社員数の大小はあまり関係ありませんでした。私の大きな過ち、判断ミスでした・・・数店舗は小規模店出店はしましたが「若さとは無関係でした」(閉店にした店もありました)「管理能力に店の大小は関係なかったのですね」従業員間の問題や管理・把握には、年齢は無関係でした・・・店長は自ら動ける人間で無いと不可なのは当然でしたが「若さゆえの過ち」も多くありました・・・若手育成には役立たず・・・皆さんに苦労をかけました。無論、150坪以内の店も今も営業中の店もありますが、やはり売上的には大規模店には及びません。同じ苦労なら「大きい方が良い?」でしょうか??若手活躍の店は、接客に母親世代のパート社員さんを多く配置させました。比較的落ち着いた接遇で安心していただくためです。どうしても「若者より落ち着きがありますから」お客様の安心感に繋がりやすかったですね・・・若き店長が、正社員だけでなく「パート社員さんの活用方法がうまいと好結果になりやすかったです・・・自分の母親くらいの人を使うのですから・・・

又、若い社員の個性発揮の場として「パフォーマンス大会」なることを行いました。入社半年くらいの新入社員に「社員の前でパフォーマンスをさせ、個性や特技を見せる」のです。ダンスやコント的なことが多かったように記憶しています。職場ではまだまだ半人前の社員が、特技になるとこんなに生き生きと演じられるのだ・・・と。仕事では、無口で元気が無くても?好きなことにはあんなに元気に!なにか「個性発揮」できないかな~~~と。

 同様「保護者会も作りました」家庭内と職場では「こんなに違うんだ」を見せました。ご父兄をご招待して飲食提供・・・子供さんたちの作った料理(当然お格様には出してはいませんが)を涙して食べる方、娘の着物姿に(これ又、特別にお父様に御酌させて)涙涙でした・・・ご家庭の理解で退職率も軽減しました。

アレヤコレヤ社員の為・・・と、挑戦行動しました。それを「許される会社」だったことは深く深く感謝ですね。